これが私の日常です


by planetgirl
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

GREENを着る

e0138611_14395989.jpg

今日はアースデイ。
環境保護を考えて地球を守ろうって日。ゴア元副大統領の温暖化の危険を呼びかける活動が評価されてノーベル平和賞を受賞してから、アメリカでは環境保護に対する関心が更に高まっている感じがする。
主要ニュース番組からセレブゴシップ番組まで、今週は環境問題をメインに取り上げていて、色んな観点からの「エコ」が見れて楽しい。

私は・・と言うと、特に環境保護活動をしている訳じゃないけれど、環境問題にはそれなりに関心がある方だと思う。自然に溢れていた南アフリカからコンクリート・ジャングル東京に帰ってきて、体調が突然悪化したのを期に、環境、つまりグリーンが身体と精神に与える影響を意識し始めた。環境を保護することで、自分の健康をも保護することが出来るんじゃないかって。って環境を守れば地球を守る訳で、そうすると結果的に私達も守られるって当たり前のことを自分なりに実感しただけの事なんだけど。

まあそんな感じでグリーンな日なんですよ、ここアメリカは。

ちょっと面白いなって思ったのは、エコに対する関心が高まっている証拠なのか、アメリカではやたらと「エコ・ファッション」って言葉を耳にする。エコ・ファッションとはオーガニックの繊維、リサイクル品、ケミカルフリーの天然染液を使って作られた衣類のことを指しているんだけど(それを着て環境保護に関心を持とうってこと)、このエコ・ファッションをセレブが着ちゃったりして、アメリカではちょっとしたトレンドになっている。そこでいくつか人気ブランドを紹介。

American Apparel
若者に大人気のこのブランドもオーガニックコットンTシャツを販売してます。ちょっとクタ〜っとした感じで、セレブっぽくてカッコイイんだとか。
そんなの知らずに、単に肌触りが好きなので買ってたよ・・。

Panda Snack
名前の通り「パンダのおやつ」、つまり竹。竹の繊維を使ってるみたい。
Tシャツも手洗いしなきゃいけなので、ちょっと手間がかかるかも。

Gypsy 05
ここの服も竹の繊維や天然染材を使ってるみたい。
セレブ愛用!!ってのを思いっきり前に出してる・・。お値段もセレブ。

これ以外にもエコ・ファッションブランドは急増中で、私の大好きなスーパーTargetでも「Think Green」とか「Protect our planet」なんて書いてあるオーガニックコットンのTシャツが$9〜$15くらいで売ってる。

天然素材の服は何枚か持っているし、頼りない素材感とか肌触りが好きだから、これからも買うと思うけれど、このエコ・ファッションの人気には危険が潜んでると思う。

例えばTargetでエコのTシャツを買ったとしても、そのTシャツはプラスチック製のハンガーにかかって販売されているし、レジではビニール袋に入れられる。これって本当にエコ?
それにほとんどのオーガニックコットンってインドとかの途上国で採られていると思うんだけど、その綿を採っている人達の労働環境は?賃金は?一昔前に問題になったNikeやGAPとそう変わらないんじゃないかと思う。
もっと言うと、途上国で作られた洋服は、販売される国までエコな方法で運ばれているの?

そこまで考えると、製造、流通、販売、どれを見ても倫理的にも環境保護に反してるんじゃないかな。「エコ」をファッションやブランドPRなどの表面部分だけじゃなくて、生産時点から根付かせることが大事だと思う。

何よりも危ないのが、「エコ・ファッション」が、環境問題への関心を高めるっていう本来の目的を失って、単なる「ファッション」になりつつあるってこと。エコをうたっているブランド服を着ることによって、「自分は高学歴で環境問題に関心がある」っていう立派なステータスを得られると勘違いしている人が多い。
e0138611_14434396.jpg

大事なのはPanda Snackの服を着ることじゃなくて、Panda Snackの服を買うことによって、環境問題への関心を高めること。

どんな形であれ、環境問題への関心を持つきっかけになるって言う意味では、エコ・ファッションは素晴らしいと思う。

だけど、ハイブリッドカーを買えば・・オーガニック素材の服を買えば・・って全てが「買う」から入ってる気がする。何かを買う前に今の状態で自分ができること、洗濯に使う水の量を減らすとか、エアコンを付けている時間を減らすとか、そこから環境保護に取り組む事が一番重要なんだろうな。
[PR]
by planetgirl | 2008-04-22 23:37 | ひとり言